地獄の剣道合宿
高2の息子(三男)は、剣道部で頑張っている。
高1の夏、初めて経験する4日間の合宿から帰って来た。
足が痛くて歩いて帰れないと言うから迎えに行き、車に乗るやいなや、
「あ~、終わったぁ~。やっと家に帰れるぅ~。」
と、第一声。
「怖かったよぉ~。もう、やだよ~。今泣いていいって言われたら泣くに、俺。」
と、第二声。
そんな、厳しい世界に入れてしまったのかと、可哀相でこっちがジーンとしてきた。
かかり稽古という、先生に向って行く練習法があり、
これが、かなりバテるらしく、バテたところを壁に突き放されたり、
床に倒され、倒れたところを、竹刀でめった突きにされたりするらしい。
また、怒鳴りつける言葉が、まるでヤ○ザのようらしく、
暴言と気迫で、そうとうおびえてしまったようだ。
「可哀相でとても見ていれないに!」
って、息子が私に言うってことは、私に愛されてるってわかってるんだなぁ(^^
「もう、やめてぇー!」
って、泣き叫んじゃいそうだし…。
それに私が見てたら、甘えが出ちゃうんだろうなぁと思う。
足の裏がタコになっていたのだけれど、練習でそこがベロンと剥けてしまったらしく、
剥けたところは切ってしまって、テーピングして血だらけで続けたとの事。
「普通なら、そこでやめるに。でも俺は最後迄やりとげた。」
思いやりのある人に育ってもらいたい、というのが私の希望で、
そこまで息子に根性入れようなんて、思っていなかったのだけれど、
私がチョット(ほんの20分程度)出掛けただけで、玄関の外に出て、
「おかあさ~ん、おかあさ~ん!」
って、泣いてた子が、からだも精神も、たくましく強い男になるのだろうと思う。
「カッコイイよー!」

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